健康な身体と豊かな心で幸せになる学習書 焦げた虎の巻

人生は一度きり、精一杯生きるには健康な身体と心が必要です。食事、睡眠、運動など、日常の当たり前から健康法を見つけていきましょう!

息を深く吸うと胸が痛くなる?原因と対策について

   

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respiro profondo(レスピロ プロフォンド)

どうもkogetoraです!

今日は深呼吸など、深く息を吸った時に胸が痛くなる原因と対策をお話していきます。

少しの痛みだからと油断してはいけません、その症状は大病への前触れかもしれません。しっかりと原因を把握し、予防と対策を考えていきましょう。

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深呼吸の時におこる胸の痛みの原因と対策とは

それでは考えられる病気や症状等を1つずつ挙げていきます。

胸椎椎間関節症(きょうついついかんかんせつしょう)

胸椎(きょうつい)とは、首から腰まである脊椎(せきつい・背骨)の中間にある背骨の事を指しています。12個の骨が組み合わさって形成されており、骨と骨との間にはクッションと可動性を高める為、椎間板(ついかんばん)が挟まっています。

人体略図

症状

深呼吸した時、上半身を動かした時(身体を曲げたりねじったり)等に、背中、肩甲骨、胸等にジリジリ、チクチクと痛みを感じます。その際には胸にハリ感や肩こりを感じる事もあり、筋肉痛等だと思われる場合が多いです。

原因

主な原因は椎間板への負担により骨と骨とが歪み神経に触れる等の影響で痛み等が現れます。姿勢が悪い、過度の運動、運動不足、肥満等が考えられます。

姿勢は猫背だけではなく、最近ではデスクワークが多く日頃パソコンを使う方の姿勢も原因の1つです。

過度の運動では筋力トレーニング等の際に、筋力がまだついていない状態での荷重のかけ過ぎが椎間板への負担に繋がります。最近では某ダイエット・トレーニングジム等、何ヶ月で痩せられると謳われていますが、実際は急な食事制限と筋力トレーニングです。体作りは早く出来れば良いのですが、結果を求めすぎてしまうと後々身体を壊しかねません。今すぐに行うべきなのか良く考えてから実践されることをオススメ致します。

運動不足では上記の内容も含まれるのですが、普段運動をしていない方が急に激しい運動をする反動が胸椎へ負荷をかける事になります。久しぶりの運動だと楽しみでストレッチ等を怠りがちですが、そこは我慢して念入りにウォーミングアップするようにしましょう。

肥満に関しては言うまでもなく、日頃から体重により胸椎や腰椎に負荷が掛かっています。

予防と治療法

予防法も治療法もまずは原因の追求と改善が最優先です。姿勢に関してはサポーター等で補助しつつ正しい姿勢へと改善します。

運動に関しては徐々に身体を慣らす癖をつける事ですね、スポーツをやられている方はご存知だと思いますが、身体を動かす前のストレッチは怪我の予防だけでなくパフォーマンスの向上効果も期待できる為、常に習慣化していく事がとても大事なんです。

ストレッチ4

肥満に関しましては急には難しいですので、徐々に体重を落としていけると良いですね。ダイエットの方法は世の中に様々ありますが、どれが自分に合うかは自分しかわかりません。只、どんな方法があるか知る事、実践する事が大事ですので、1つダメだったからと止めずに様々な方法をチャレンジしてみてください。きっと全ての方法を実践する前に自分が良いと思える方法が見つかるはずです。

では次は症状が重くなった場合の治療法ですが、そうなるとやはり病院での検査・治療が必要です。ブロック注射等で痛みを取る方法もありますが行える医師も多くは無いため、痛み止めと筋力向上、ストレッチが良くある方法です。負荷の少ない水の中での筋力トレーニング等も良いかもしれませんね。

注射3

1つ注意なのが、この症状の場合は骨をポキポキ言わせる接骨院の治療では完治が難しい場合が多いため、整形外科のある総合病院へ行くことをおすすめ致します。

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自然気胸(しぜんききょう)

気胸肺で起こる症状で、胸腔(きょうくう)という肺や心臓の周りにある空間に肺からの空気が漏れだし溜まってしまう症状です。この時、肺の外側には肋骨(ろっこつ)がある為、空気が内側から外へ胸を押し出して膨らみ痛みが出るという事は起こらず、逆に内側へ圧力がかかり肺を小さくしてしまい痛みや苦しさ等の症状が現れます。

内蔵 肺です

症状

呼吸困難、呼吸時の胸の痛み、咳、動悸、背中への痛み等があります。

また肺から空気が漏れだす理由により気胸の名称も変わっていきます。

自然気胸

肺から空気が漏れだす原因としては様々あるのですが、自然気胸では肺の表面に肺胞(はいほう)と言われる風船の様なものができ、それが破裂する等して肺に穴を開ける事が原因だと考えられています。

具体的な原因

この場合は原因がわからない事が多く、特発性自然気胸(とくはつせいしぜんききょう)と言われる事もあります。只、症例としては痩せ型の胸の薄い若い男性が多いそうです。

予防と治療法

多くの場合は自然治癒する事が多く、胸腔に溜まった空気も自然と消滅するのですが、再発の可能性も高く、継続的に症状が現れる事もあるようです。

病院での処置方法は症状によって異なり、軽度の場合は経過観察と自然治癒に任せます。症状が重度の場合は手術の必要があり、胸腔内の空気を排出させ穴が塞がる事を待つ場合、原因の肺胞を切除する場合などがあります。

またその際の症状の確認は胸部レントゲンとCTで行います。

外傷性気胸(がいしょうせいききょう)

この場合は事故で肺に穴が空く、肋骨等が折れて穴が空く等が原因として挙げられます。

人工呼吸の際に慣れていない人が処置を行う際など、肋骨を折り肺へ達してしまう危険性がある為注意が必要です。最近ではAED(自動体外式除細動器)も配備されていますので、もしそのような必要に迫れた場合、まずは周りを見渡しAEDがあるか確認しましょう。

プリント

治療法は自然気胸と同じと考えて良いです。

月経随伴性気胸(げっけいずいはんせいききょう)

男性に多く女性に少ない気胸の為、女性が気胸になった場合最初に疑われる症状です。

子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)が原因で横隔膜や肺を侵食し穴をあけ、胸腔内に空気を溜めてしまうと考えられます。

治療法は自然気胸の際の方法と併せて他の病気の治療を平行して行う必要があります。この際は投薬やホルモン療法を用いるそうです。

胸膜炎(きょうまくえん)

胸膜炎とは肺のまわりを覆う胸膜という組織が炎症を起こし、胸腔内に水や血液等の液体が溜まり肺を圧迫し症状が現れます。

具体的な症状

深く息を吸うと痛みを感じる、動悸、息切れ、呼吸困難、発熱、背中の痛みです。

原因が様々考えられ、合併症として症状が現れる事も多いため、その他の症状が起こる可能性もあります。

原因

炎症を起こす原因としては気管支から入った細菌が肺炎を起こし、その症状が胸膜まで広がる事、ガンなどの腫瘍等が原因だと考えられています。肺の腫瘍という事から喫煙者に症状が現れる事が多く、ヘビースモーカーの方は特に注意が必要です。

肺が病気

その他には結核やアスベストなども原因だと考えられているため、今現在症状が出ていなくても潜伏期間を経て急に症状が現れる危険性もあります。

予防と治療法

予防法は肺炎を引き起こさないよう、風邪等の軽度な病気を長引かせないこと、細菌などから身体を守る為に食事や運動等で免疫力を高める事です。

治療法原因により異なり、まずは胸腔内に溜まった胸水を抜いて原因の追求をします。その後症状に適した治療を行います。

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)

肋間神経痛に関しましては、以前の背中の痛みのお話の際に触れましたので、下記より詳細をご覧ください。

息を吸う時に背中が痛いのは骨の影響かもしれません!

 

いかがでしたでしょうか

胸の痛みには肺だけではなく、肺のまわりにも原因があったんですね。

現在症状が出ている方は大したことは無いだろうと甘く見ず、重症化する前に早めに治療するようにしましょう。もしかすると胸の痛みに隠れた原因が見つかるかもしれませんから。

それではまた

今回の一言はイタリア語の深呼吸でした。

kogetora

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