健康な身体と豊かな心で幸せになる学習書 焦げた虎の巻

人生は一度きり、精一杯生きるには健康な身体と心が必要です。食事、睡眠、運動など、日常の当たり前から健康法を見つけていきましょう!

歯の虫歯を放置してはいけないというのは嘘?

   


どうもkogetoraです。

今日は以前にも少しお話した歯と虫歯についてお話していきます。

以前の記事は下記からご覧頂けますので、まだ見ていない方はこちらからお願いします。

①「歯って大事、虫歯にならないためには?①

②「歯って大事、虫歯にならないためには?②

③「歯って大事、虫歯にならない為には?③

そして、以前お話した内容とは少し違った考えを今回はお話していこうと思っています。

これは今まで私達が考えていたことが180度変わる可能性もありますので、是非参考にしてみてください。

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虫歯になったら治らないは嘘?歯磨きは食前にするべき?

まずは以前の記事のおさらいを簡単にしていきますね。

虫歯とはどのようにしてなるのか(おさらい)

虫歯はプラークと呼ばれる細菌(さいきん)が塊として歯に定着し、糖を吸収し歯を溶かす酸を作り出す事が原因だと考えられています。この場合の細菌とは常在菌(じょうざいきん)が殆どで、元々口の中に存在している菌が多いです。

この場合の糖とは砂糖等甘いものだけを指す訳ではなく、炭水化物等の様々な食べ物に含まれているものです。そしてその虫歯の活動を抑制できる方法が口の中を中性に保つ事でしたね。そして人の口の中は自然に中性に向かうとも言いましたが、それは人の唾液の力によるものです。

 

口の中で物を食べた後は、プラーク(細菌)が糖を酸に変える為酸性になり、その酸が歯(カルシウムやリン)を溶かしていきます。しかしその後唾液が酸を中和し中性へと引き戻していきます。その際には、ただ中性にするだけではなく、唾液に含まれるカルシウムやリンが歯へと浸透し再石灰化(さいせっかいか)と呼ばれる歯の修復が行われます。

しかし現代の食事では糖質が多い事、食事の回数が増え、食事の時間も長いこと等の原因から、唾液での再石灰化の効果はプラーク(細菌)の酸には及ばない事が多く、虫歯が増えていると考えられます。

また、睡眠中では唾液の分泌が減る為、寝る前の食事や、昼食後の昼寝等も虫歯を助長していると考えられます。

 

そして前回では虫歯にならない対策としてフッ素をご紹介しました。今では歯磨き粉のCMでも紹介されていますが、まだよく分からない人もいますよね?

フッ素とは口の中の酸を抑制する効果があり、正しい歯磨きとフッ素の併用が虫歯予防にはオススメだとお伝えしました。

では今回のお話はというと、歯磨きは食後では無く食前にした方が良いという考えです。

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歯磨きが食前の方が効果的だという理由とは?

歯ブラシの効果

まず、第一に言われているのが、プラーク(細菌の塊)は歯ブラシでは全てを取り除く事が難しいという事です。

これは今までも何となく感じていた人もいたのではないでしょうか、だってちゃんと毎日歯磨きしてても虫歯になる事はありますよね?その場合は大概歯の噛みあわせ部分では無く歯と歯の間に起こる事が多いです。

歯と歯の間というのはプラークが溜まりやすく、尚且つ歯ブラシでは取り除き難いです。歯ブラシの性質上、歯の間には届きますが力が伝わらず全てのプラークを取り除く事は困難です。

これが毎日歯磨きをしていても虫歯になる原因なんです。

ではどうすれば良いのか、それは以前の記事でもご紹介したデンタルフロス(歯間ブラシ)を使う事で改善されます。

歯間ブラシ

デンタルフロスは歯間ブラシとも呼ばれており、名前の通り歯の間を磨く為の物です。

只、今回の話ではただ歯間ブラシを使いましょうと言っているのではありません。歯間ブラシと歯ブラシを併用し、尚且つ食前に歯磨きをする事をおすすめします。

食前の歯磨きの効果とは

では具体的に食前の歯磨きの効果をご説明していきます。

そもそも食後の歯磨きというのは、食べ物でプラーク(細菌)が酸を作り出した後の状態で行われます。

実はプラークは糖から酸を作り出すだけで無く、自分の身体を守るバリアも作り出すんです。その為、食後の歯磨きが正しく行われていたとしても除去しきれない場合があります。

ではバリアを作り出すまえに除去すれば良いですよね!それが食前の歯磨きです。

今までの話を知った事で食事中の食べ物、食べカスが虫歯を作る原因ではない事は解りましたよね?そうです、虫歯の原因はプラーク(細菌の塊)が糖を吸収し酸を排出する事である為、プラークが存在しない状態では食べ物があっても虫歯の原因の酸は作り出されないんです。

では比較してみましょう。①は今までの食後歯磨き、②は食前歯磨きの経過の例です。

プラークがある状態で物を食べます→プラークから酸が排出されます→唾液が酸を中和→しかし追いつかず歯が溶け出す→歯磨きをしっかり行い、口の中は清潔になるがプラークが残る→唾液が歯を再石灰化する→食べ物を食べる→……

汚い歯

食事の前にプラークをある程度除去する→物を食べる→残ったプラークから酸が排出される→量が少ない為、唾液での中和が有効になる→酸が歯を溶かすことが殆ど無い→プラークは若干残る→唾液が歯を再石灰化する→食べ物を食べる→……

40all

食後の歯磨きは、物を食べてからすぐに行う事で効果を発揮しますが、食前にした方が効果的だと思いませんか?

また、これはもし仮にそれまでに虫歯になっていたとしても、プラークが酸を作り出す事がなくなり虫歯は悪化せず、歯は再石灰化して徐々に修復されていきます。これは虫歯は放置してはイケナイという今までの定説が崩されるという事なんです。

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しかしこれは食後に歯を磨かなくても良いという訳ではありません。食べかすは歯磨きをしないと歯に挟まりますし、口臭の原因にもなりかねません。これはあくまで虫歯になる原因という観点から考えられる方法ですので、食後には軽い歯磨き(歯ブラシ)かフッ素入りのうがい薬等を使い口の中を清潔にする事をおすすめ致します。

うがい薬

この場合、事前にしっかりと歯磨きをしているなら歯磨きは軽めにし歯のエナメル質を傷つけ過ぎないようにしましょう。歯のエナメル質というのは歯の一番外側にあり、歯を保護する役割があります。

歯磨きの時に力を入れすぎる事や、歯磨きの回数が多い事は歯を削ってしまう危険性があり、それが知覚過敏等に繋がる可能性もありますので、食前の歯磨きをした時の食後の歯磨きは食べカスを取り除く程度にとどめましょう。それかうがい薬でも十分に食べカスは取り除けますので、歯をいたわる事にも注意しましょうね。

歯構造

 

いかがでしたでしょうか

虫歯の予防はただ歯を磨けば良いという訳ではありませんでしたね。

原因を知り、その対策を考える事で予防につながります。その点では食前の歯磨きというのはとても意外でしたが、凄く効果的だなと感じました。

もしかしたら今後は虫歯を歯医者さんで削ったり、埋めたりするような治療はしなくても良い日が訪れるかもしれませんね。

只、根幹治療と呼ばれる虫歯が神経にまで達するような状態だと再石灰化等は効果はありませんので、すぐに歯医者さんで治療してもらいましょう!

大事なのは予防という事ですね。

それではまた

kogetora

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