健康な身体と豊かな心で幸せになる学習書 焦げた虎の巻

人生は一度きり、精一杯生きるには健康な身体と心が必要です。食事、睡眠、運動など、日常の当たり前から健康法を見つけていきましょう!

目をそらす、相手の目を見て話せない症状・正視恐怖症とは

      2016/07/24


どうもkogetoraです。

 

先日から人に対しての恐怖や緊張の話をしています。それは人間自体の怖さ(肉体的・精神的な暴力等)の事では無く、人が人と接する時に感じる恐怖や緊張についてです。

 

具体的な例を挙げますと、人前で話をする時の恐怖や緊張、人から指摘される恐怖(失敗や自分の考えの否定)等の事です。

おそらく殆どの人が何かしらの体験をされているかとは思いますが、今の時期ですと新入社員は新しく配属された職場での挨拶や取引先企業でのプレゼン、そしてその後役職に就いたとしても、重要な会議の出席や演説等の機会も増えてくるでしょう。

もし会社に所属していない人でも一年中部屋に閉じこもっていない限りは人と接する機会はあるはずです。

 

人と接する事が怖い?緊張する?そんなのたいした事じゃないよ、と思われる人も世の中にはいるかもしれませんが、実際に症状が現れている人からすればそれはとても辛く、仕事や私生活に支障をきたす程です。

 

そしてそれらの症状は周りから非難の視線や発言から悪化する危険性があり、精神的に不安定な状態に陥った人は薬物への依存やうつ病等を引き起こす可能性まであるという事を知って頂きたいです。

これから症状毎に考えうる原因と対処法をお話していきたいと思います。

 

もし現在そのような症状に悩まれている方がいらっしゃいましたら少しでもお役に立てれば幸いです。

 

また前回までは「電話できない、でたくない症状・電話恐怖症とは」、「視線を感じる事が恐い症状・視線恐怖症とは」、「人と雑談するのが苦手、恐いと思う原因と対処法とは」というお話をしました。

もしまだご覧になっていない方は是非参考にしてみてください。

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自分の視線・相手の心を気にしてしまう対人恐怖症とは

まず人と接する事に恐怖や緊張を感じる事は、対人恐怖症(たいじんきょうふしょう)社会不安障害・SAD(しゃかいふあんしょうがい)等の心の病気だと言われています。

上記の2つは混同される事もありますが、実は違う症状であり、考え方、対処の仕方も異なります。

前回からの記事以降10回程に分けて症状別にお話しをして、最後にまとめ記事を作成しようと思います。

対人恐怖症とSADとの違いも最後のまとめまでご覧いただければわかって頂けると思います。

 

正視恐怖症

正視恐怖症とは、人の顔や目を見る事が出来ない、目を見ながら話をする事が出来ない等の症状の事を指します。

先日お話した視線恐怖症と混同されてしまう事もありますが症状は異なり、視線恐怖症では周りから自分への視線の恐怖でしたが、正視恐怖症は自分が誰かを見ている事で相手を不快にさせてしまうのではないか、嫌われるのではないか、おかしいと思われるのではないいか、と恐怖を感じる事です。

目をそらす男

症状にはいくつか種類があり、

人と話す時に目を合わせようとすると目に力が入ってしまい目を細めてしまう。

目が合いそうだと感じた瞬間や合った瞬間に目をそらしてしまう。

目を合わせた時に目が力み痙攣したようにまばたきが増える等です。

汗ネズミ

上記の症状は世間では「人見知り」と呼ばれる人の症状にように思われてしまい、只この場に慣れていないだけ、初対面だから、若いから緊張しているんだろう等、最初は許されます。

しかし時間が経っても改善されない、年齢を重ねても改善されないと周りからも理解されず、相手に「極度の人見知りの人」もしくは「私のことが嫌いなのか」と思われてしまいます。

本当は相手に心を開いて話しているにも関わらず、相手からは「自分の事が嫌いなのか」と思わせてしまうのはとても辛いですよね。

 

そして症状を詳しく知らない上司や友人、知り合いからはお取引先の方にはちゃんと目を見て話さないとダメだよ!」や「女にモテたいなら目を見て話さないと気持ちが伝わんないぞ」、「あの、私何か嫌なことを言ってしまったのでしょうか?(目を見て話さない為、相手から自分が怒っていると思われしまった)」等の非情な言葉を浴びせられる事があります。

自分ではちゃんと相手の目を見て話したい!と思ってはいてもどうしても目に力が入る、どうしても目をそらしてしまう……そして周りからは理解されない。

このようなに対人恐怖症では頭では「相手の目を見なければならない」とわかっていても、考えれば考える程心のなかで焦りや緊張が高まり上手くいかなくなってしまうのです。

 

上記の内容は正視恐怖症の方では起こりえる事例ではないでしょうか。

このような悪循環が続くと症状も悪化し、人と話す事自体が嫌になり、そして人からの視線も嫌になります。

そうする事で正視恐怖症だった人が視線恐怖症も併発する可能性があります。

 

元々の原因は様々あり、子供の頃の出来事がトラウマになった場合や、人に容姿(顔)を否定された経験、何かしらのコンプレックス幼少時の家庭での教育方法等が関係している事があります。

子供4

症状が現れる人の中には「生まれつきです」と言われる方もいらっしゃいますが、殆どの方が幼少期から成人するまでに起きた出来事が原因だと考えられます。

その為、症状に気付くのが遅かったり、治したいと自覚するのが遅い場合は原因の特定が困難であると考えられます。

只、原因が特定できないとしても改善は可能ですし、逆に原因が特定できたとしても改善するかどうかはわかりません。

その為、動き出す時はまず出来ることから始めてみましょう。

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対処法

対処法は人により合う合わないがあるのですが、試してみながら自分に合う方法を見つけていきましょう。

只、心の症状ですので直ぐに良くなる場合と時間がかかる場合とがある事を理解しておきましょう。

早く改善させたいという気持ちはとても理解できるのですが、対人恐怖症等の心の症状は今までのアナタの経験が原因で起こっており、時間はかかるもの、むしろ時間をかけてじっくり改善させるものだという認識を持っておいた方が良いと思います。

 

まず目を見れない原因が緊張からくるもので、相手の目を見ると鼓動が高まり頭が真っ白になる、目を見ようとしても話を始めると目を逸らしてしまう人等目を見ようと気にしすぎていませんか?

緊張男子

それならば相手の目を見なければ良いのかもしれません。

人は目と目の間の眉間や鼻を見ていると相手からは目を見ているように感じられます。

その為、顔自体が見られない人や、顔が視界に入るだけで目に力が入るという症状でなければこの方法を試してみたください。

根本的な解決にはならないのですが、相手の顔を見る事が出来るという事自体が自分でも気づかないうちに習慣になり自信に繋がります。

そうする事で相手の顔を見ても緊張しなくなり、やがては人の目も見て話すことが出来るようになるかもしれません。

 

スーツ女性印

その他には自分の視線が相手にどう思われているかを確認する方法です。

これはその他の対人恐怖症のカウンセリングでも行われているのですが、対人恐怖症とは相手が自分をどう思っているのか勝手に想像し恐怖に感じる事です。

つまり自己完結型の心の病です。

これでわかる通り、症状が現れる際は相手が自分をどう思っていようが関係ないのです。

では逆に想像した内容が実際は違っていた、本当は不快には思っていない、気にならない、気にしていない、むしろ好意的だった、と理解できるようになるとどうなるでしょう。

時間はかかると思いますが、徐々に自分の意識の中にあった無意識の否定を消していけるのではないでしょうか。

 

これを実践する際に気をつけるべき事は、実践する相手が親しい人、病院の先生等だと「気を遣って答えているのではないか」と勘ぐってしまう事です。

本当は真実を伝えているのにも関わらず答えを悪く捉えてしまうと改善はしていかないでしょう。

その為、難しいのですがそこまで親しくない相手、初対面の相手で行えればベストです。

只、そうは言ってもハードルが高すぎる為、最初は家族などでも良いと思います。

まずは自分自身の深層心理に反復させる為に慣れさせる事から始めましょう。

 

また、上記の2つを合わせて行っても良いと思います。

親しくない人へは目を合わせず、目を合わせていると思われる眉間をみながら会話し、会話の最後に確認を行います。

そして相手から「特に何も気にならなかったけど?」という答えをもらえればOKですね。

 

いかがでしたでしょうか

やはり心の病気と呼ばれるものは難しいですね。

前回もお話しましたが、精神科の先生から抗うつ剤等の薬をもらう事は根本的な解決にはなりません。

私自身もある症状に対して常に改善していきたいと考えて様々な事を試しています。

そしてそれが自信に繋がる事がありますし、上手くいかず嫌になる事もあります。

でもやはり継続していくしか改善する方法は無いのだと思います。

それではまた

kogetora

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 - 心理・健康, 精神・心の健康